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沢尻エリカ主演のファーストクラス [テレビ]



沢尻エリカさんが主演の『ファースト・クラス』(フジテレビ系/土曜23時~)ですが、

「土曜ドラマ」枠史上、最高となる期間平均視聴率の7.7%(ビデオリサーチ調べ)を記録したそうです。


同枠は2012年4月に新設され、これまで、湊かなえさん脚本・長澤まさみさん主演『高校入試』の全話平均6.9%を『ファースト・クラス』が塗り替えました。



沢尻エリカさんと言えば、

自身が主演する映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で不機嫌そうに「別に」を連発、「あの態度は無いだろう」と、世間やマスコミなどによりバッシングを浴びせられたり、


高城剛氏との結婚及び離婚騒動や大麻吸引疑惑などですっかりマイナスイメージが定着していましたが、


女優復帰作となった主演映画「へルタースケルター」では、その大胆なヌードシーンも話題を呼び、興行収入20億円を突破する大ヒットとなりました。

この映画での演技で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。



そして、8年ぶりの地上波連続ドラマでの主演が『ファースト・クラス』ですね。

ドラマ『ファースト・クラス』のキャッチコピーは、「私以外、全員悪女」というもので、
ここ数年の沢尻エリカさんのイメージからは真逆の、絵に描いたような“善人”を演じています。



『ファースト・クラス』は、初回では平均視聴率6.5%と、同枠史上最低視聴率でのスタートからじわじわと数字を伸ばし、14日放送の第9話では過去最高の9.2%まで上昇しています。

ということは、最初は『いい人沢尻エリカ』に抵抗があった視聴者も沢尻さんの演技力の高さに魅了されていったということでしょう。




フジテレビ系で放送された沢尻エリカさんの初主演ドラマ『1リットルの涙』を見た方も多いと思いますが、あのドラマでの沢尻さんの演技は秀逸でしたね。


主人公・亜也役の沢尻さんの健気さが涙を誘ったものです。
そして、亜也の学校の合唱の課題曲として使用された、レミオロメンの「3月9日」も印象的でした。


沢尻さんは、『1リットルの涙』での演技が高く評価され、2006年エランドール賞・新人賞や、第43回 ゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞しています。


「こんなに健気な少女もいるんだ」と感動したあとに、演じた女優が色々なゴタゴタを起こしそのギャップが大きすぎて、「騙された」と思った人も多かったようですが・・・



『1リットルの涙』といい、今回の『ファースト・クラス』といい、

やはり、沢尻エリカさん演技が上手いということですね。自分の性格と真逆の人間を演じられるのですから、本物の役者と言えるでしょう。






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